マンマの悲報

去年の10月ぐらいからずっと具合が悪かったジェニー(義母)が、4月初めに亡くなりました。
(今回は、重い話題になってしまいます・・・)

亡くなる前の一週間ぐらいは意識もなく、医師に「いつ亡くなってもおかしくない」と言われていました。
ステファノの兄弟達は皆実家に行っていて、ステファノもしばらく実家に行っていたのですが、悪いながらも状態が安定していたため、仕事がある時は家に帰ってきていました。

その日もボローニャで仕事が終わった後にそのままミラノへ帰り、実家に着いたのが21時頃だったのですが、まるでステファノを到着を待っていたかのように22時過ぎに亡くなくなりました。

家族の絆を何よりも大事にしていたジェニー。
いつも「この子達は私も宝物よ」と言っていた子供達みんなに見守られながら、大好きだった自分の家で最後を迎えられたのが救いです。

自分の子供だけでなく、その配偶者も自分の子供の様に大事にしてくれました。
特に私は家族が遠い日本にいるので、「サトコは私の娘だよ。私はイタリアのマンマだよ!」といつも言ってくれ、自分の娘の様に接してくれました。

今は、ステファノも兄弟たちも義父もだいぶ落ち着いてきたようです。
私はジェニーの写真をいくつかプリントし、額に入れてよく見る所に飾りました。
そこを通る度に写真を見ては、ジェニーを思い出しています。
(思い出すと、やっぱりまだ泣けてきますけど・・・・もうやだ〜(悲しい顔))

いつもは写真が嫌いでカメラを向けても笑顔が出なかったのですが、ケントとユウキといる時は素敵な笑顔を撮らせてくれました。

 
 
 
 
 
 
 

ケントとユウキをとってもとってもとっても可愛がってくれていたジェニー。
もっともっと、子供たちの成長を見てほしかった・・・・。

今は、天国で先に逝った弟たちと再会しているかもしれませんね。
私がまったくイタリア語を話せないながらもイタリアに来て何とかやってこれたのも、ジェニーが本当の娘の様に思ってくれたからこそ。

ありがとう!そして、安らかに休んでください・・・・。